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フィレンツェの「最後の晩餐」その3 (再掲2007-01-30 07:18の記事) [1500年代 Cinquecento]

初詣に行けなかった王子稲荷の代わりに巡礼している
フィレンツェの「最後の晩餐」の続きです。

フィレンツェの「最後の晩餐」その2

http://arte.blog.so-net.ne.jp/2016-05-10-8

から続いています。

ちなみに その1は↓です。
http://arte.blog.so-net.ne.jp/2016-05-10-7

この記事書いたのは10月?!(2006年※) 時の流れの速さに驚いてないで先を急ぎます。さて次に訪れたのはフィレンツェの南端、ローマ門のすぐ内側のカルツァ修道院の「最後の晩餐」です。




ローマ門とその内側カルツァ広場。門を背にした写真。左が修道院。

※2012年以来中断していた「美術史ノート」の再開を目論んで現在、新しい記事を準備中。その準備運動として旧い記事を再掲しています。これも2007年に書いた記事です。

 

右上の写真、中央の建物の壁画は

マリオ・ロモーリMario Romoli(1908-1978)という画家が1955年に描いたもの。

興味のある方は、こちらも現在開店休業中のブログ↓参照。


http://plaza.rakuten.co.jp/firenze1/diary/200602100000/


でもこの壁画は「最後の晩餐」とは関係ないので先を急ぎます。

ちっとも急いでない? (^^:。



ここが入り口です。入ってすぐ右の受け付けで「チェナーコロ (最後の晩餐)ガ ミタイ」と英語かイタリア語で告げて反応を見ます。フランス語かドイツ語だってOKかも知れません。なぜかと言うとこの修道院、宗教法人の多角経営なのか、現在、ミーティング・センター(会議/研修場)兼ホテル兼レストラン兼各種式場みたいなことになっているのです↓

http://www.calza.it/it/index.htm

つまりこんな風になってる訳です。



(写真は上記ホームページより)

でも心配無用。受け付けの人はとても親切なので「最後の晩餐」のあるサロンが披露宴などでふさがっていなければ、快く見せてくれます。
というわけで決まった見学時間とかないし、予約も難しいかも知れません。
でもこの近くを訪れることがあったら、ものは試し、覗いて見てください。

フランチャビージョ(フランチェスコ・ディ・クリストファーノ)Franciabigio;Francesco di Cristoforoという画家の描いた壁画「最後の晩餐」です。

image.jpeg

保存状態は良くありませんが、色彩の美しさは残っています。「フランチャビージョ?」もし始めて聞く名前だったとしても当然です。僕だってたまたま買ったL'ARCHITETTURA CIVILE IN TOSCANA-Il Cinquecento e il Sricentoという長〜い書名にも負けない分厚い本で、この画家の名とこの「最後の晩餐」の存在を始めて知ったのですから。

フランチャビージョの代表作をさがしてみると、それもフィレンツェにありました。

「マリアの婚礼」Sposalizio di Maria 1513 affresco 395x321cm SS. Annunziata, Firenze

あ!この絵、確かに見たことあります。でも画家の名は知りませんでした。フランチャビージョさんごめんなさい。

「最後の晩餐」に話を戻します。

左側。なぜか和やかにみえるのは食卓の上が賑やかなせい?

アンドレアの「最後の晩餐」のテーブルと比べてみてください。

中央。テーブルの手前、ユダの椅子が倒れかかっている。げいこま。

そのユダも含め世間話に興じているような穏やかな雰囲気。

少し頼りなげなイエスと例によってしなだれかかるヨハネ。(アンドレアのヨハネは口をとがらせて叫んでいたけれど)

Cenacolo(l'Ultima Cena) della Calza 1514


Franciabigio (Francesco di Cristoforo) 1482-1525 affresco

Convitto della Calza(Convento e chiesa di San Giusto della Calza)

Piazza della Calza 6, Firenze

(参考)

こちらアンドレア・デル・サルトの食卓


これはアンドレア・デル・サルト描くヨハネ(右端)


 この記事は旧カテゴリー【フレスコ画の世界】から新カテゴリー【1500年代/ Cinquecento】に移動しました。


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